株式会社八洋 人事部 木幡智之さん、安達美奈子さん、小浦由紀さん
株式会社八洋は、首都園における自動販売機での清涼飲料販売のリーディングカンパニーとして知られています。近年は自動販売機事業だけでなく、コンビニ事業や電気小売事業もスタートするなど、社会の変化に合わせ幅広い事業を展開しています。また、「生活インフラ企業」として、SDGsの推進にも積極的に取り組んでいます。
そんな株式会社八洋は、給与体系を刷新する際、複雑化した給与計算に課題を抱えていました。その課題を解決し、さらに業務のアウトソーシングとペーパーレス化を推進するために、JOEの給与計算システムや年末調整Web申告システム、Web明細などを導入いただきました。
木幡さん:給与体系の見直しがきっかけです。時間管理を徹底して給与に反映することが急務となったのですが、これまで使っていた他社システムでは複雑でカスタマイズできないと断られてしまいました。前職でJOEを利用していた社員からの提案で詳細説明を聞きました。JOEなら当社が望んでいたものを実現できそうだと思えたので導入することになりました。
目先の課題だけでなく、給与明細や年末調整申告のWeb化など、将来的な課題にしていたペーパーレス化も実現できそうだと思えたことも決め手となりました。
導入後、業務改善された点をお聞かせください。
安達さん:JOE導入前は、毎月4人がかりで約2週間、遅くまで残業することも多かったです。導入後は半数の2人でスムーズに業務を回すことができるようになりました。JOEの給与計算システム導入の影響も大きいのですが、業務に対する考え方も時間を意識した働き方へ変革されたことも影響していると思います。給与計算システムの運用スケジュールに合わせ、時間管理を徹底するようになったので、システムと運用の両輪で業務効率化が促進されました。
2022年には、年末調整Web申告システム、Web明細もご導入いただきました。デジタル化に積極的になられた背景を教えてください。
小浦さん:コロナ禍においてリモート化が進み、社会的にもSDGsへの取り組みが盛んになった時期でした。当社としてもSDGsには力を入れています。ペーパーレス化を進めれば、SDGsの12番目の目標「つくる責任 つかう責任」と13番目の目標「気候変動に具体的な対策を」に貢献できるということで、年末調整Web申告システム、Web明細を導入することになりました。
以前は、紙の書類のやり取りを行っていたため、個人情報管理に課題があったのですが、それもデジタル化によって解決できました。
デジタル化における弊害のようなものはありませんでしたか?
木幡さん:当社には普段PCを使わない社員も多く、不慣れな面はまだあるものの、JOEのシステムにはクエスチョンマークを押すと説明が表示されるなど、親切な仕組みがあるので助かっています。また、24時間利用でき、スマートフォンでも操作できるという点にも利便性を感じています。ちょうど社員にスマートフォンを貸与するようになったタイミングだったのも良かったです。
JOEによるサポートにはご満足いただけていますか?
木幡さん:BPOサービスは利用していないものの、相談にはすぐに対応してくださるので大変満足しています。具体的な例を挙げると、当社では世相を鑑みて、急遽、新たな手当の実施が決まったのですが、急な依頼だったにも関わらずJOEにはシステム変更など柔軟に対応していただき、とてもありがたかったです。
木幡さん:当社ではまだ人事システムを活用しきれていないので、そのあたりをご相談しようと思っています。タレントマネジメントシステムの導入などもできればいいのですが、まずは人事情報管理を発展させていければと考えています。現状でも満足していますが、これからも細かい改善希望などはどんどん伝え、相談させていただきます。